カラコンジャーニー
カラコンジャーニー > 注意点 > カラコンの正しい管理方法

カラコンの正しい管理方法

カラコンは、透析器や人工呼吸器などと同じ高度管理医療機器に指定されています。
そのため、カラコンを使用する場合は、正しい取り扱い方法や保管方法について知っておく必要があります。
カラコンには、大きく分けて2種類のタイプのものがあります。
1日使い捨てのワンデータイプのものと、2weekやマンスリーなど一定期間使用できるもの。
どちらにも共通していえるのは、カラコンは清潔な手で扱うということです。
衛生面を考えると、爪は短く切っておくことが大切です。
そして、石鹸でよく洗っておくこと。
次に、カラコンの装着・脱着方法についてです。
レンズを利き手の人差し指に乗せたら、表裏を確認します。
このとき、お椀型になっていれば指に乗せた側が表、縁が反っていれば裏になっているということなので、しっかり確認しましょう。
そして、利き手の中指で下まぶたを引き下げ、反対の手の中指で上まぶたを引き上げ、黒目の上にそっとレンズを乗せます。
レンズがしっかり乗っていることが確認できたら、そっと指を離し、数回まばたきをすれば装着は完了です。
カラコンを外すときも、石鹸で洗った清潔な手で行いましょう。
装着時と同じように、まず利き手の中指で下まぶたを引き下げます。
そして、利き手の人差し指と親指を使って優しくレンズをつまみ、外せば完了です。
ワンデータイプのものは、ここで燃えるゴミとして処分して終了です。
2weekやマンスリーなど連続装用のタイプは、ワンデータイプのものとは違い、使用後にお手入れが必要です。
カラコンのお手入れには、MPSと過酸化水素による消毒と、大きく分けて2つの方法があります。
過酸化水素の洗浄液は、洗浄力の高さが特徴である一方、カラコンの着色が剥がれるなどのリスクがあるため、カラコンのお手入れにはMPSがオススメです。
レンズのお手入れには、洗浄・すすぎ・消毒・保存の工程が必要ですが、MPSであればこの4工程を1本の消毒液で行うことができるので、とても便利です。
また、涙液によるタンパク質汚れはレンズのくもりや眼障害の原因にもなるため、週に1回程度はタンパク除去剤を使ったお手入れもすることをオススメします。
ただ、どれだけ丁寧にお手入れしているつもりでも、レンズに細菌が繁殖してしまったり、眼障害が起きるリスクはあります。
違和感を感じたらすぐに使用をやめ、早めに眼科を受診しましょう。

注意点

新着商品